小松未歩の2ndアルバム。
1. 未来
結婚式で使われそうな純愛バラード。
二人の未来を前向きに歌い上げている。
2. anybody`s game
4thシングルのアップテンポナンバー。
初期の小松未歩らしく一風変わった歌詞の世界観が特徴的。
3. チャンス
5thシングル。
「コンプレックスも武器になる」とこの曲でも前向きな小松未歩の世界観が表現されている。
4. 氷の上に立つように
6thシングル。
アルバムバージョンではイントロのアレンジが変更されている。
ピアノの基調としたアレンジはGARNET CROWの古井氏による。(本アルバムの全アレンジを担当)。
名探偵コナンのタイアップ曲。
5. 手ごたえのない愛
DEENに提供した曲のセルフカバー。
DEENはハードロック基調のアレンジだったが、小松バージョンはテンポを落とし、音数も減らされたシンプルなアレンジになっている。
6. あなたのリズム
ギターサウンドに乗せた、不思議な歌詞の世界観という小松未歩節が全開の曲。
7. 1万メートルの景色
イントロから始まるシンセアレンジが往年のビーイング系王道サウンドを想起させられる曲。
曲全体の歌詞からは飛行機から見た外の風景が描かれているように感じる。
8. 涙
ここまでは比較的でアップテンポで前向きな曲が多かったが、ここで失恋の曲となった。
9. 静けさの後
言葉遊びがあるなど聴いていて楽しい1曲。
「ー この次は 首をへし折ってやる 覚えとけ ー」という強烈なジョークが印象的。
10. 願い事ひとつだけ
3rdシングル。
アニメ「名探偵コナン」タイアップ曲となった。
歌詞の世界観はコナンの新一と蘭の関係とマッチしていると思う。
ピアノの基調としたアレンジも詞とうまく噛み合っている。
11. Deep Emotion
ラストはギターとハンズクラップのイントロから始まる神秘的な曲。
小松未歩のボイスエフェクトも本曲のみ少し違っている。
曲全体に対する詞の量は少なめだがその分、一言ひとことのメッセージが強い。
総評
本作品は小松未歩の作品としては全作品の中で最大の売り上げとなった。
以下ウィキペディアより。
オリコン初動売上は20万枚を突破し、累積では60万枚、出荷枚数にして80万枚に達するなど、小松未歩のシングル及びアルバム全作品の中で、最大のセールスを挙げた作品となった。
私がこのアルバムの中で好きな曲は「未来」「1万メートルの景色」「願い事ひとつだけ」。
特に「願い事ひとつだけ」は当時アニメ「名探偵コナン」をよく見ていたので曲を聴いていると当時を思い出して懐かしくなる。
小松未歩の不思議な魅力が存分に感じられる本作品は今後も多くの人に聴き継がれるアルバムになると思う。