はじめに
ビーイング期待の本格派ロックバンド、dpsのライブに行ってきた。
hills パン工場に来たのはいつ以来だろうか?
大学生の頃はよく行っていたが、最近はほとんど行けてなかった。
dpsを知ったのはたまたまYouTubeで動画を見たのがキッカケ。
dps - 一発逆転 [MusicVideoEdition]
私は生粋のビーイングファンであり、dpsのメンバーが過去に在籍していたバンドを応援していた時期もあったので自然とdpsに興味を持っていった。
guitarの森丘さんは「とてもテクニカルなギタリストがいる」と聞いたことがあったし、ベースの安井さんとドラムの篤史さんは昔から知っていた。
ボーカルの木村さんは動画ではじめて見たが、過去のビーイング系男性ボーカルの方達と比べても負けないくらいに特徴のある声質と歌唱力があり、いっぺんにdpsにハマっていった。
それからというもの、iTunesでdpsの音源をすべて揃えて、通勤時間等によく聴いていた。
そして、たまたま日程の都合がよかったので、音都という入場料フリーの音楽イベントに参加し、そこではじめてdpsのライブを見た。
たくさんの人が来場していたのであまり近くでは見られなかったが、それでも大きな会場での彼らのパフォーマンスがとてもカッコよかった。
そして音都のライブのMCで2/10のdpsのワンマンライブの告知があり、その日の音都の会場でワンマンライブチケットの先行販売がされていたので「よし行こう」と思い、チケットを購入した。
dpsの公式サイトは以下のリンクから
dps LIVE [dEpARTUREs] ライブ当日
久しぶりのパン工場ライブ参戦だったが、昔よく行っていたので場所に迷うことはなかった。
そして16時30分に開場し、17時を少し過ぎたころにSEが流れてライブが始まった。
私は整理番号が早かったため、最前列の一番左から見ることができた。(Bassの前)
ライブ開始
1、SE
2、一発逆転
一応私はエレキベースをやっていた時期があり、音楽にはそこそこ詳しいほうだ。
久しぶりのライブだが、会場で聴くその一音目はいつでもやはり楽しみである。
ベースの安井さんの前だったのでベースの音がよく聞こえたのだが、「とにかくカッコいい!」の一言に尽きた。
2フィンガーに時折スラップを織り交ぜる演奏法だったが、とにかく一音一音の粒がはっきりしていて大変聴きやすい。
そして曲中の身体の動きがこれまたカッコいいのである。
「こんなベーシストになりたかったな」とふと昔の記憶がよみがえった。
ギターの森丘さんはとにかくきれいな音が印象に残った。タッピングからの高速リフは聴いていてとても気持ちがよい。
ドラムの篤史さんは激しさと正確さを兼ね備えており聴いていて安心感がある。
ボーカルの木村さんも最年少ながら他のメンバーに負けないくらいの存在感があった。
サポートキーボードのJessyさんは裏方でメンバーの演奏を支えていた。
3、絶体絶命のヒーロー
dps - 絶体絶命のヒーロー [Introduction Movie]
4、今夜は君を奪いたい
まずは1st EPからの選曲だった。
dps - 1st EP “Begins with Em” Digest
ここで少し挨拶のMCがあった。dpsのはじめてのワンマンライブということで周りを見渡してみても、みな楽しみにしているのが伝わってくる。
5、いっそ全部ぶっ壊して真っ逆さまに落ちていって
ここから2nd EPの曲からの選曲となった。
dps - 2nd EP “いっそ全部ぶっ壊して、真っ逆さまに落ちていって” Digest
タイトル曲の「いっそ全部ぶっ壊して真っ逆さまに落ちていって」はサビのキャッチーさが印象に残る一曲でライブでもその勢いが感じさせられた。
6、暇つぶしみたいな人生
7、全部捨てて
続いて3rd EPの4曲目の収録されている「全部捨てて」。
この曲はイントロの重厚なギターリフがカッコよくて個人的に好きな曲なので聴けてうれしかった。
dps - 3rd EP “オレンジみたいな昼下がり” Digest
8、キャンドルに火をつけて(新曲)
ボーカルの木村さんから「新曲をやります」という言葉があり演奏された。
ミディアムテンポのリフがカッコいい曲で今後のリリースが楽しみである。
~MC~
アジアの海外ツアーでの移動中やオフの時間に印象に残っているエピソードをメンバーが一人ひとり語っていくコーナー。
それぞれのメンバーがマイクを持ち、語ってくれたのがうれしかった。
セブンイレブンはどこの国にもあるそうだ。
9、君を待つ景色
曲の終わりかけにボーカルの木村さんが一時退出。
そして次の曲が唐突にはじまった。
10、天城越え(インスト)
サポートのJessyさんがギターに持ち替えてツインギターでの演奏となった。
とにかくテクニカルな演奏が印象に残った。森丘さんの観客をノセていくライブパフォーマンスも圧巻である。
今後dpsのライブではインストも定番になっていくのかなと楽しみになった。
11、I Love You(カバー)
木村さんがステージに戻り、「dpsでバラードをやります」というMCの後に演奏された尾崎豊のカバー。
イントロはキーボードとボーカルのみで、これまた木村さんの圧倒的な歌唱力が印象に残った。
その後、一番のサビが終わると、一斉に他のメンバーも楽器を鳴らしてロックバラードとなった。
とてもカッコいいアレンジでぜひ今後dpsのオリジナル曲でもこのようなロックバラードを聴いてみたいと思った。
12、さよなら愛しい日々よ
「ちょっとバラードを聴いてパン工場、しんみりしちゃったんじゃないですか?ここから激しくいきましょう!」という木村さんのMCのあとに、
1stメジャーシングル曲のカップリング曲のさよなら愛しい日々よが演奏された。
これもカップリング曲で収まるのはもったいないくらいカッコいい曲である。
13、世界を斜めから見て
この曲は振り付けでみんながタオルを回しているのが印象に残った。
「dpsのライブに行きたい」という方はdpsのタオルを持っていくといいかもしれない。
14、タイムライン
1stメジャーシングル曲でタイアップが名探偵コナンのオープニングとなった一曲。
とにかく疾走感のある一曲で、Aメロからテンポがとても早口になるが、木村さんはしっかり歌い上げていた。
ここでいったんメンバーが退出。
すぐに誰からともなく、観客からのアンコールがはじまった。
アンコール1、オレンジみたいな昼下がり
「アンコールありがとうございます。知っている人がいたら一緒に歌ってください」というMCの後にオレンジみたいな昼下がりが演奏された。
私はこの曲はdpsの曲の中でも特に好きで前回の音都のライブでは聴けなかったので今回聴けてとても嬉しかった。
一緒に口ずさみたくなるような明るいナンバーである。
アンコール2、ホワイトアウト
最後に1st EPの1曲目に収録されているホワイトアウトが演奏されてライブが終了した。
ライブ時間約1時間30分はとても濃密な時間であった。
その後、みんなで記念撮影をしてお開きとなった。
dps 初ワンマンライブ [dEpARTUREs] お越し下さった皆さん、ありがとうございました!!
— 森丘直樹 Naoki Morioka [dps] (@naokimorioka_g) February 10, 2019
最初から最後まで、全力で演奏できました!楽しんで頂けましたかー!?また感想も聞かせてくださいね( *´艸`)#dps #d_p_s #dEpARTUREs pic.twitter.com/KJxxwmAYSY
【ライブレポ】dps LIVE [dEpARTUREs] のまとめ
全体的にもとても楽しめたライブであった。
ライブ後はベースの安井さんとサポートのJessyさんと握手をした。
また、ボーカルの木村さんには「カッコよかったです。また来たいと思います」と伝えることができた。
今後、ライブや曲のリリース、そしてメジャー1stアルバムのリリースにも期待したいところである。
今までのビーイング系ロックバンドが好きだった人ならハマること間違いなしのdps。
今後もその活動に注目していきたい。
最前列でライブ!
— suimon (@floodgate_fan) February 10, 2019
dps最高でした!!#dps #d_p_s #onemanlive #dEpARTUREs pic.twitter.com/muSBCYNyMh
記念画像