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上木彩矢「Secret Code」

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上木彩矢の1stアルバム。

1.Communication Break
ZYYG、後藤氏による編曲の1stシングル。

全体的にロックテイストではあるがアコギをフィーチャーしたアレンジが特徴的だ。
2.ピエロ

B'zのメンバーが楽曲提供した、2ndシングル。

上木の曲の中でも知名度はかなり高い。

まさに稲葉調といった歌詞をうまく上木が自分のものとしているのは見事だ。
3.もう君だけを離したりはしない
アニメ「名探偵コナン」のエンディング曲して採用された、3rdシングル。

打ち込み主体ながらサビでは重厚なギターリフを聴かせてくれる。

上木の歌唱も伸びやかで聴きごたえがある。
4.Secret Code
アルバムタイトルにもなった大野愛果作曲の曲。

複雑で歌いこなすのは難しい曲調だが、上木は見事に歌い上げている。
5.Bounce, Bounce, Bounce
変わったMixのイントロが印象的な曲。

イントロが終わると一気に爽やかなロック曲となる。

ライブで盛り上がりそうな曲だ。
6.プライド オブ プレイス
ヘビーなギターリフと様々なギターの音色が印象的な曲。

どこか遊び心のある歌詞も特徴的だ。
7.夏のある日
「生きてゆくという事は きっとそれは強さなんだ」という歌詞から始まるメッセージ性の強い歌詞が記憶に残る曲。

全編日本語による歌詞もこの曲の持つテーマに沿っておりアルバム曲ながら佳曲である。  
8.I Sing This Song For You
3分弱という短めのパンクロック調の曲。

ライブで盛り上がりそうな曲である。
9.傷だらけでも抱きしめて
3rdシングル「もう君だけを離したりはしない」のカップリング曲。

T-BOLANの曲名に似ていることが当時話題になった。

どこか90年代ビーイング系の香りを感じるギターリフでもありながら、00年代GIZAサウンドの持つ打ち込みサウンドの良さも取り入れられている。
10.Believe in YOU
作曲はdoaの大田氏。

コーラスでも曲中で参加している。

ギターサウンドの迫力に負けない上木の歌唱力が光る。
11.Can't stop fallin' in LOVE
元Naifuの森下氏が編曲。

イントロのギターリフなどにその特徴がよく現れている。

一聴で耳に残りやすいキャッチーなサビが特徴的だ。
12.Changing The World
ギタリストのBonn氏が編曲を担当。

ここまでのアルバムの流れではみなかったテンポを落としたロックバラードとなっている。
13.フレンズ
作詞:上木彩矢 / 作曲:大野愛果 / 編曲:葉山たけし

上木の独唱から始まるスケールの大きい曲。

コーラスをふんだんに使ったアレンジが曲の良さを引き立たせている。

Bメロのフェードアウトしていく輪唱もあまりみない試みで特徴的だ。

曲が進むにつれ盛り上がりを見せ、収束も見事である。

上木の持つ高い歌唱力を引き出した作家陣の手腕の高さも光る。
総評

GIZA期待の大型新人として上木彩矢の注目度は当時は相当なものだった。

そんな上木の1stアルバムはロックを中心とした芯の通った作品となった。

90年代ビーイング系の良さと00年代GIZAサウンドの良さを融合したようなアレンジが当時の最新鋭のサウンドとして記憶に残っている。

特に#13の「フレンズ」はシングル曲ではないもののその完成度は高く、とても評判がよかった。

多くのガールズロックファンに聴いてもらいたいアルバムである。

Secret Code

Secret Code