GARNET CROWのインディーズミニアルバム。
- アーティスト: GARNET CROW
- 出版社/メーカー: TENT HOUSE
- 発売日: 1999/12/18
- メディア: CD
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1 君の家に着くまでずっと走ってゆく
のちにメジャー2ndシングルとしてリリースされた。
本アルバムではインディーズバージョンのアレンジとなっており、素朴な雰囲気がする曲調となった。
日常の何気ない生活の一部分を切り取ったかのようなAZUKIの歌詞だが、それでも「ハッ」とさせる表現が出てくるのが特徴的だ。
2 二人のロケット
この曲も、のちにメジャー3rdシングルとしてリリースされた。
ライブでもたびたび演奏された人気曲。
この曲の歌詞も日常感の感じられるもので恋愛模様をロケットに例えて表現されている。
3 Sky
荘厳な雰囲気のするイントロはのちにもGARNET CROWの得意分野となった。
詞の世界観も広く、スケールの大きさを感じる。
4thアルバムにおいて別バージョンで収録された。
4 dreaming of love
少しダークな雰囲気の世界観も彼らの得意分野であった。
インディーズの頃からすでにそのイメージが出来上がっていたとも言えるだろう。
5 永遠に葬れ
最愛の恋人との死別がテーマとなった悲しい曲。
ずっと心の中で言えなかった「さよなら」を恋人に告げる事で前に進んでいく。
6 A crown
ラストは何気ない生活から2人の幸せが感じられる曲。
のちにライブでも披露された。
「当たり前を 増やさないで」
という強く気持ちのこもったメッセージが印象に残る。
総評
メジャーデビュー前ながら、この頃からすでにGARNET CROWの深みのある世界観が作り上げられているのが感じられるミニアルバムとなった。
筆者はこのアルバムをメジャー2ndアルバムと同時期に購入して聴いていたが、両方ともとても気に入ったのを今でもよく覚えている。
GARNET CROWの原点から深く知りたい人には必聴のアルバムと言えるだろう。